はじっこに置いといてください。たまに読んでください。

日常の感じたことや出来事をつらつらと。20歳になりました

つめたいよるに

風がごうごう吹いていた

雨もさんさん降っていた

胸はばくばく鳴っていて

汗がつぶつぶふき出した

君はにこにこ笑ってて

僕はぴくぴく引き攣った

 

もう、思いつかないや

 

ご飯を食べて外に出ると

数時間前までの温い気温が嘘みたいに冷えていた

風は相変わらずで

雨は止んでいた

 

せっかく大きい傘を持ってきたんだから

もう少し降ってくれてもいいんだぜ

 

と思った

 

喫茶店に入って

相手の気になった飲み物を二つ注文して

ひと口ずつ飲んでお互いの好みだった方を選んだ

ラテアートのハートが店員の早とちりと空気の読めなさを物語っていた

 

そこからいろんな話をした

席に着いた時にはしっとり濡れていたテラスの木製の椅子は半分くらい乾燥した色に戻っていた

 

文章、映画、音楽、絵の話もした

 

江國香織を知っていて

今夏ヒットしたアニメ映画よりもシンゴジラがよかったとか

 

意外性に富んでいた

 

水族館で水流に飲まれるクラゲの切なさも彼女はしっかり知っていた

 

彼女がどう思ったかはわからないけれど

少なくとも僕は楽しかった

 

『つめたいよるに』楽しい出来事、だ。