はじっこに置いといてください。たまに読んでください。

日常の感じたことや出来事をつらつらと。20歳になりました

さどん

わすれてた

人って簡単に死んじゃうんだって

いつかいつかとは思っていても、どんなに心算ができていても、それは突然なんだって

 

朝はすごく寒かった

駅前に集った喪服の人を横目に僕はなにも感じなかった

昼間は友だちと何事もなく楽しく過ごした

夕方バイトに来て皿を拭いていたらカウンター越しに小さな声で「白血」と聴こえて僕の心臓は鳥肌をたてた

仕事が終わりまかないを食べながら開いた携帯に「ご逝去」の文字を見た

喉がみるみる乾いて噛んでいたご飯を飲み込めなかった

連絡を読み返したり鼻から大きく息を吸い込んでみたりした

皮肉にも噛みつくされたご飯のほのかな甘みがしっかり口の中を支配していた

 

かの人の最期の意識にはもちろん僕が入る余地はなかっただろうが

僕の意識はかの人の思い出とご飯のほのかな甘みでいっぱいになった

 

お世話になりました。ご迷惑をおかけしました。ありがとうございました。