はじっこに置いといてください。たまに読んでください。

日常の感じたことや出来事をつらつらと。20歳になりました

苦しくても前を向いて

僕の母はいつも笑っていました

いつも前向きでした

ある日母は親戚に癌の転移のことを笑いながら報告していました

親戚は明るい顔と暗い声を出しました

その意味がわからなかった僕は母にたずねました

てんいっていいことなの?

母は

いいことではないよ

と言いました

また僕はたずねました

じゃあなんでたしそうにいうの

母はまた笑って言いました

私が笑ってないと相手がこまるでしょ

 

僕は意味がわかりませんでした

けれどそれ以降は何もききませんでした

 

そして僕は大きくなりました

いろんなことがわかるようになりました

母がどれだけ前向きだったのか

母がどれだけ出来た人だったのか

僕は母の息子です

僕も前向きでいようと思いました

 

だけど今でも

いいことではないよ

の  は  の意味がわかりません

いつかわかる日が来るのでしょうか

 

いつも思います

いつかもう一度母と話せたら、と。